犬の肥満と病気の関係

目安時間:約 8分

ドッグトレーナーの「のあお」です。

 

 

お正月に「美味しいものをたくさん食べていたら太ってしまった」

という人はいませんか?

 

 

「わんちゃんも一緒に美味しいものを食べていたら一緒に太った」

という家庭も少なくないかもしれませんね。

 

 

そんな方にはちょっと耳の痛い話かもしれませんが、

ペット保険のアニコムが犬の肥満と病気の関係について

データを発表したのでご紹介します。

 

 

 

犬も太ると病気にかかりやすくなることが分かった

近年、肥満傾向の犬や猫が増えてきているということで、

ペット保険のアニコムが、犬の肥満がさまざまな病気の発生の

原因となっていないか調査をし、結果を発表しました。

 

 

調査した犬種はシーズーで、2,700頭を調査して、

年間の保険金の支払額を体重別に集計し、平均を出しました。

 

 

その結果、体重が多い犬ほど保険金の支払いが多いということが分かりました。

 

 

また、体重によりかかった病気に違いがないかも調べたところ、

体重の多いグループでは、皮膚の疾患、消化器系の疾患、筋骨格系の疾患が

体重の軽いグループより多くかかっていることが分かりました。

 

 

この結果から、体重が増えると病気の発生が増え、

体重が増加するとかかりやすい病気がある可能性が高い

ということが分かったそうです。

 

 

記事の一部引用したいとお思います。

その結果、体重の重い子ほど支払い保険金の額は高い傾向があることがわかった。

なお、体重が重い程治療薬の用量が多くなるといった要因も考えられるが、

過体重の影響により疾患の発生が増え、保険金の額の支払いが増えている

可能性が考えられる。また、本調査では支払い理由となった疾患の内訳や年齢を

考慮していないため、今後さらに詳細な調査を実施したい。

 

体重の重いグループと軽いグループでは、病気の内訳に違いが見られた。

体重の重いグループでは皮膚の疾患(軽いグループに比べ約1.4倍)、

消化器系の疾患(同約2倍)、筋骨格系の疾患(同約24.2倍)が多い傾向であった。

今回のデータから、体重増加によりその発生に影響するような疾患が増えたために、

体重が重いグループの疾患の構成比が異なっている可能性が考えられる。

引用元:肥満と病気って関係あるの?(アニコム損害保険株式会社)

 

 

 

犬も肥満になると病気にかかりやすくなる

人も肥満になると、糖尿病や高血圧、膝に負担がかかって関節を傷めてしまうなど

色々な病気の原因になることがあります。

 

 

今回のデーターでは、犬も肥満により

病気にかかりやすくなったり、肥満によって発症しやすい病気があったりする

可能性が高いということが分かりました。

 

 

元々、犬が肥満になると、

 

・心臓に負担がかかる

・心臓に負担がかかるので寿命が縮む

・首周りの脂肪により呼吸がしにくくなる

・糖尿病にかかりやすくなる

・関節に負担がかかり、ヘルニアなどの原因に

・皮膚トラブルを起こしやすくなる

・免疫力の低下

 

などが起こると言われていましたが、

この結果から、これらにより信憑性が出てきました。

 

 

人も、犬も、もちろんネコちゃんも太りすぎはよくないということですね。

 

 

肥満?肥満じゃない?犬の太りすぎかの判断方法

では、あなたの愛犬は肥満ですか?

標準体型ですか?

 

 

判断の方法は、

標準体型 : さわったときに肋骨を触ることができる

       適度に脂肪があり、上から見たときに腰にくびれがある

 

やや肥満 : 触った時に肋骨を触ることが難しい

       腰にくびれがなく、お腹がやや垂れ下っている

 

肥満 : 厚い脂肪におおわれていて、触った時に肋骨が確認できない

     お腹が垂れ下っている

     腰にくびれがなく、膨れあがっている

 

 

どうでしたか?

あなたの愛犬は太りすぎではないですか?

 

 

人の場合、体重50kgの人が1kg太ったとしても、

全体の2%増なのであまり気になりませんが、

 

 

犬の場合、5kgの犬が1kg太ったとすると、

全体の20%も増加しているということなんです。

 

 

人の感覚で体重の増減を考えずに、

愛犬の体重のうち、どれだけ増減したかで考えてくださいね。

 

 

犬は食いだめの習慣があるので、

ご飯やおやつは、あげればあげた分だけ食べてしまいます。

 

 

愛犬の体重は、飼い主様が管理してあげてください。

 

 

「愛犬がちょっと太っているかも」

って思った飼い主様は、ダイエット大作戦を実行してください。

 

 

犬に負担のかからないダイエット

ダイエットの基本は、適度な運動と適度な食事量です。

 

 

でも、太った犬がいきなり激しい運動をすると

関節や腰に過度の負担がかかってしまいます。

 

 

まずは、ドッグフードをダイエットタイプにしたり、

おやつの量を減らす又は、カロリーの少ないおやつにしたりするなど

今までよりも摂取カロリーを減らして体重を減らして行きましょう。

散歩などの運動量はいままで通りで。

 

 

ご飯の量を減らすと空腹感から思わぬものを食べてしまうこともあるので、

ダイエット系のフードにする方が良いと思います。

 

 

ある程度体重が減ったら、運動量を増やして消費カロリーアップで

体重をより効果的に減らしていきましょう。

 

 

急に体重を落とすと犬にも負担がかかるので、

ゆっくりダイエットしていってくださいね。

 

 

定期的に動物病院に行く方は、

動物病院の先生にアドバイスをいただいくといいですよ。

 

 

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■本日のまとめ

犬は太ると病気にかかりやすくなる可能性が高くなる。

肥満傾向の犬はダイエットしましょう。

ダイエットは、摂取カロリーを減らして体重が少し減ったら、運動量を増やす作戦で。

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