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犬への命令(コマンド)を英語で教える理由とは?

■犬への命令(コマンド)を英語で教える理由とは?

 

 

ドッグトレーナーの「のあお」です。

 

 

皆様は、犬に「スワレ」などの命令(コマンド)を教えるときに、

・英語で教える人と、日本語で教える人がいるのはなぜだろう?

・英語で教える理由は何だろう?

と思ったことありませんか?

 

 

本日は、コマンドを英語で教える理由について、お話いしたいと思います。

 

 

犬が聞き取れる音や言葉とは?

犬が聞き取れる音や言葉は、

 

・母音しか聞き取れない

・イントネーション(抑揚)も判断する

・長い言葉(母音がたくさんの言葉)は理解できない

 

と言われています。

 

 

犬が聞き取れる音というのは、母音だけと言われています。

母音とは「あ、い、う、え、お(a,i,u,e,o)」です。

 

 

さらに、同じ母音でも

人によって違う「特徴づける要素(音声学ではフォルマントと呼ばれる)」も

犬は、判断しているようです。

 

 

母音の「特徴づける要素(フォルマント)」で、

飼い主さんの音を判断していると言われています。

 

 

※フォルマントとは、音を特徴づける要素のことです。

 A君とB君が同じ「おはよう」を発しても、

 こっちの声がA君、あっちの声がB君と判断できるのは、

 フォルマントが違うからです。

 

 

また、犬は、子音(k、y、t、r、v・・・)は聞き取ることができません。

 

 

なので、「スワレ」と命令しても、犬には「うあえ」と、

「ツイテ」と言っても、「ういえ」と聞こえている可能性が高いのです。

 

 

 

また、母音、フォルマントにプラスして、

イントネーションも、命令や言葉を理解するのに大切な要素です。

 

 

犬は、母音とイントネーション(抑揚)で判断しています。

 

 

その証拠に、同じようなイントネーションで、

「さんぽ」を「あんお」や「かんぽ」と言っても、同じように喜びます。

 

 

 

さらに、犬は、長い言葉は理解できません。

 

 

なので、犬に

「いい子にできたね~。良い子だね~。」といっても

「いいおいえいあえ~。おいおあえ~」と聞こえるため、

何を言っているのか分からないのです。

 

 

犬は、「イイコ」や「ヨシ」など、短い単語の方が理解しやすいです。

 

 

犬に命令(コマンド)を英語で教える理由は?

では、コマンドを英語で教える理由は、何なのでしょうか?

 

 

犬へのコマンドを英語で教えるか、日本語で教えるかは、

訓練士によっても、学校によっても、(犬の)協会によっても違います。

 

 

本当に、人それぞれです。

 

 

コマンドを英語で命令を教える理由は、

以下の3つと言われています。

 

 

1、命令の違いが聞き取りやすく、言う人が違っても、

  イントネーションがだいたい同じになる

2、家族で統一しやすい

3、日常会話の中に命令語が入ってこない

 

 

一つずつ説明したいと思います。

 

 

命令の違いが聞き取りやすく、イントネーションがだいたい同じになる

日本語で教える場合、音が似てしまうことがあります。

 

 

たとえば、「待て」と「お手」。

犬は母音しか聞き取れないので「あえ」と「おえ」になり、

音が似てしまいます。

 

 

そのため、犬は間違えやすくなってしまいます。

 

 

英語で「ステイ(うえい)」と「シェイク(えいう)」とすることで、

違いが聞き取りやすくなります。

 

 

また、「ステイ」を日本人が言えば、ほとんどの人が「テ」にアクセントがいき、

同じイントネーションとなるので、犬も誤解が少なくなります。

 

 

家族で統一しやすい

また、英語なら、家族などでも統一しやすいです。

 

 

犬に命令を教えるときは、コマンドは統一することが大切です。

 

 

でも、「座る」という命令後一つとっても、人によって

「スワレ」、「スワッテ」、「オスワリ」などたくさんあります。

 

 

当たり前ですが、日本は、日本語を主として暮らしています。

 

 

そのため、みんな自分の言いやすい言葉で、犬にコマンドを言うため、

家族でもコマンドがバラバラになってしまうことがあります。

 

 

でも、あえて英語でコマンドを教えることで、

家族間でも比較的、統一しやすくなります。

 

 

日常会話の中に命令語が入ってこない 

また、英語でコマンドを教えれば、日常の会話の中に

コマンドが入ってくることが少ないので、

犬の誤解を生みにくくなります。

 

 

たとえば、お客さんがきたので

「少しここでスワッテお待ちください」と言ったとします。

 

 

すると、近くにいた犬は「スワッテ」の単語が入っていたので、

命令されたのかと勘違いしてしまいます。

 

 

「スワッテって言ったから座っているけど、いつになったら解除してくれるのかぁ」

となってしまうかもしれません。

 

 

英語にすれば、なかなか「シット」という単語は

日常の会話に出てこないので、犬の誤解を招きにくくなります。

 

 

命令語(コマンド)は英語でなくてはいけないのか?

英語でコマンドを教えることは、このような利点があると言われています。

 

 

では、コマンドは英語でなくてはいけなのでしょうか?

 

 

もちろん、そんなことはありません。

日本語でももちろんOKです。

 

  

コマンドをしっかり家族で統一して、

誤解を招きそうな言葉(母音が似ている)を

使わないようにして教えて行けばいいです。

 

 

犬にコマンドを教えるときは、英語、日本と言語で分けるよりも、

以下の点に注意して教えればいいです。

 

 

・コマンドは常に統一する。

・できるだけ短い単語で教える

・イントネーションをそろえる

・似たような母音の単語は、できるだけ避けた方が犬は理解しやすい

・マテなど必要なコマンドから教えていき、お手など芸的なものは後から教える

 

 

という点に注意して教えていくといいでしょう。

 

■本日のまとめ

コマンドを教えるときは、言語を気にするよりも、

統一する、分かりやすい単語で教えるということに注意しよう。

 

 

おまけ 日本語について

ここからは、おまけとして、日本語についてです。

ワンちゃんには一切関係ありません。ご了承ください。 

 

 

日本語というのは、世界でもとても珍しい言語です。

 

 

何が珍しいのかというと、日本語は「母音」を主とした言語です。

「母音言語」と呼ばれるようです。

 

 

母音言語は、世界でも日本語と、ポリネシア語だけで、

後の言語は、子音を主とした「子音言語」です。

 

 

たとえば、机。英語ならデスク。

日本人がデスクを言うと「de su ku」と発音しますが、

英語なら「desk」。

sとkという子音が2個続けて出てきます。

母音なしでも発音ができます。

 

 

母音言語と、子音言語では、このような違いがあります。

 

 

では、母音言語と子音言語では、何が違ってくるのでしょうか?

母音言語と子音言語では、脳の使い方が違うようです。

 

 

子音言語は、子音を左脳で、母音を右脳で処理し、

母音言語は、母音も子音も左脳で処理するようです。

 

 

この処理の違いによって、

母音言語の日本人は、虫の声(蝉の声や鈴虫の声など)を風流と感じますが、

子音言語の国の人は、工場の騒音と同じように、騒音としか感じないようです。

 

 

また、日本人独特の、

和を重んじる、わび・さび、他人の気持ちを察する、争いを嫌うなどの

特徴も、日本語が大きく関係していると言われています。

 

 

このように、日本語というのは、世界でも珍しい言語であり、

また、素晴らしい言語でもあるんですね。

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コメント&トラックバック


  1. わんこって子音を聞き取れないんですね。
    すごく勉強になりました。
    短いコマンドがいいって頭では分かっているのに
    ついくどくどとしゃべってしまいます~。
    「言い方」とか「笑顔」とかで
    こっちの気持ちをわかってくれないかな・・・なんて
    勝手なことを考えています^^


    • せぴあんさん、こんにちわ。

      そうらしいですよ。
      (まだ、完全に分かっているというわけではないようです。)

      理解してくれないって分かっていても、
      話しかけてしまいますよね。

      もちろん、コマンド以外にも、話しかけることは大事なんですよ。

      ワンちゃんは、最初は人をシルエットで認識しているようですが、
      だんだん慣れてくると、細かい部分まで認識できるようになって、
      最終的には「笑顔」まで認識できるようになるそうです。

      ワンちゃんって、すごいですよね。


  2. こんばんは
    今日もまた勉強になりました
    今迄に何頭ものワンコを飼ってきましたが
    はじめて 知った話でした
    (目からうろことでもいうのでしょう)


    • bongoさん、こんばんわ。

      >今日もまた勉強になりました

      ありがとうございます(^o^)
      ブログ更新の励みになります。

      ワンちゃんのことって知っているようで、
      知らないことがたくさんありますよね。

      でも、知らないことが沢山あるからこそ、
      もっといろいろと知りたくなりますね。

      そして、知れば知るほど、愛犬のことが
      愛おしくなっていきますよね(^^♪

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