■犬の食糞を治すポイントは、食糞させないこと
人と一緒に暮らしている犬の行動で、
人が受け入れられないものの一つに
うんちを食べてしまう『食糞』があります。
愛犬がうんちを食べているところを見て
ショックを受けてしまった飼い主様も少なくないと思います。
本日は、『愛犬の食糞の治し方について』お話したいと思います。
犬が食糞する原因はなに?
そもそも、わんちゃんはなぜうんちを食べてしまうのでしょう?
犬が食糞してしまう原因は、
①生まれたばかりの子犬の排泄の処理
②体内に寄生虫がいる
③消化器系の異常
④栄養不足
⑤食事量が多すぎる
⑥食事量が少なすぎる
⑦ストレス
⑧分離不安
⑨飼い主の気を引こうとしている
⑩かつてトイレ以外でうんちをしたら怒られたので、怒られないように隠すため
などが原因です。
それでは、一つ一つ対策を見ていきましょう!
食糞を治す方法
では、それぞれ治し方を説明させていただきます。
①生まれたばかりの子犬の排泄の処理
これは、母犬としては正常の行動なので、問題ではありません。
暖かく見守ってあげてくださいね。
②体内に寄生虫がいる
③消化器系の異常
食糞をしていたら、まずは動物病院で
寄生虫や検査を受けてください。
体の不調から食糞を起こす場合があります。
④栄養不足
ミネラル分などが不足しているときも食糞をすることがあります。
フードを見直してください。サプリメントなどもいいですよ。
⑤食事量が多すぎる
⑥食事量が少なすぎる
食事量が多いと、すべて消化できずに、栄養分が残ったまま
うんちとして排泄されてしまいます。
なので、犬はまた食べられると思って食糞してしまいます。
また、食事量が少ないと、空腹をごまかすために食糞してしまいます。
うんちの様子を見て、ゆるくないか、小さくて硬すぎていないかを見てください。
ゆるかったらフードが多すぎなので、量を減らしましょう。
小さくて硬すぎるならフードが少ないです。
ベストなうんちは、
・細長くてコロンとしている
・茶色からこげ茶。(いつも一緒の色)
・つまんで崩れない硬さ
・未消化のものが入っていない
・ある程度つやがある
また、愛犬の体型も考慮してフードを調節してください。
・ベストな体型は、上から見て少しくびれがある
・肋骨にさわれる程度に僅かに皮下脂肪がついている
⑦ストレス
散歩や遊びの時間を増やしてあげてください。
⑧分離不安
一人の寂しさからうんちを食べてしまうことがあります。
出掛ける前の「いってきます」や帰ってきた後の「ただいま」の挨拶はせずに、
落ち着くまで無視をしてください。
挨拶をすることでお留守番の寂しさがより大きくなってしまい、
分離不安を起こしてしまいます。
⑨飼い主の気を引こうとしている
食糞しようとしてる愛犬に「あー」とか「ダメ―」といいながら
犬の元に近寄ったことはありませんか?
犬はその時、
「うんちを食べようとしたら、飼い主様が来てくれた。今度から寂しい時はうんちを食べよう」
と思います。
うんちを食べようとしたら無視しながら、無言でうんちを片付けましょう。
⑩かつてトイレ以外でうんちをしたら怒られたので、
怒られないように隠すため
うんちをトイレ以外のところでしたら、
飼い主様に怒られた経験のある
ワンちゃんはうんちをしたら怒られると思って
証拠隠滅のために食糞することがあります。
トイレ以外のところでうんちをしてしまったら、
犬を別の部屋に連れて行き、犬のいないところで無言でうんちを片付けてください。
このように食糞は原因ごとに色々な改善方法があります。
愛犬の食糞を治す方法のまとめ
食糞を治す手順は以下のようにするといいです、
まず、動物病院で寄生虫や消化器系のチェックをしてもらいます。
次に、うんちの状態を確認します。
状態に合わせてフードの量を調整します。
三番目に、犬の一人の時間や留守番が長かったり、散歩の時間が短いようなら、
一緒に遊ぶ時間や散歩の時間を増やします。
最後は、排泄の管理をして、うんちをしたらすぐに片づけてしまいます。
排泄をしたらご褒美でおやつをあげているのでしたら、
おやつをあげたらすぐにうんちを片づけてしまいます。
家の中で放し飼いをしていて、排泄が管理できなのでしたら、
ハウストレーニングをして、排泄を管理できる状態にします。
とにかく、食糞させないようにします。
1ヶ月、食糞させないようにすれば、大分おさまってきますよ。
徹底的に排泄を管理して、食糞させないことがポイントです。
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■本日のまとめ
食糞は、健康やフードに問題なければ、排泄を管理して
食糞させないことが治すための一番のポイントです。
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編集後記
こんにちは。のあおです。
本日もご愛読誠にありがとうございます。
今回のお話はいかがだったでしょうか?
今回のテーマは「食糞を治す方法」です。
愛犬の食糞ってショックですよね。
私の知っているボーダーコリーちゃんは、一緒に住んでいるダックスちゃんのお尻から
直接うんちを食べるという芸当をする子もいます。
実は、私の愛犬も一時期食糞していました・・・。
白い色の犬なので、
食糞したあとは、口の周りが少し茶色いんですよね・・・。
綺麗好きの私としては、それがショックでショックで。
そこからは徹底的にうんちを管理して、食糞させないようにしました。
そうしたら、すっかり食糞しなくなりました。
実は、その時の癖で、私は今も毎日愛犬のうんちを
チェックして健康管理をしています。
愛犬の食糞で悩んでいる飼い主様は、
ぜひ排泄を管理して食糞させないようにしながら、
うんちチェックで健康管理をしてあげてください。
食糞を治すだけでなく、病気の早期発見にも役立ちますよ。
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